競馬は、如何に多くのデータを入手して、それを予想に活かせるのかが重要なテーマです。
データと言っても、サラブレッドの情報だけでなくコース、馬場、ジョッキー、調教師など様々な要素から形成されています。
単にデータを入手するだけでもだめで、より精度の高いデータを効率よく得ることができるかも重要となります。
逆に、データ解析のプロであればとにかくデータを多く集めて、それを精査してより的中率を高めるということもできます。
競馬のデータを集める方法はいくつかありますが、データを取り扱うサイトから入手するのが手っ取り早い方法です。
ここでは、競馬のデータを多く取り扱うサイトを厳選して紹介します。
競馬データベース | 競馬ラボ
参照元:https://www.keibalab.jp/db/
競馬ラボは、競馬に関する総合サイトとして有名です。
名ジョッキーとして知られている安藤勝己さんがアドバイザーを務めていることもあり、よりディープな競馬情報も扱っていることで知られています。
すべてのデータが、なんと無料で提供されていることもあってお金をかけずに利用したいという方にも向いています。
安藤勝己さんだけでなく、水上学さんなど有名予想家の予想もチェックできたり、オリジナル予想も充実しているのが魅力的です。
オリジナルのインタビュー記事もあって、読み応え十分なコンテンツが満載です。
その競馬ラボでは、データベース機能があります。
JRA公式データを用いたデータベースでは、競走馬、騎手、調教師、馬主、生産者、レースなどのファクターで情報を検索できます。
競走馬の検索では、なんと毛色も含めて検索できるという手の混んだものとなっています。
データベースでもっとも気になるのが、情報量だけでなく検索スピードです。
いくら豊富なデータベースであっても、検索するのに時間がかかっては意味がありません。
その点で、競馬ラボでは検索スピードも早く欲しい情報がすぐに入手できますよ。
JRA-VAN データラボ
JRA-VAN データラボは、JRA公式のデータサービスとなります。
毎日最新データを更新しており、1986年から約30年分のあらゆる公式競馬データをデータベース化しているのが特徴です。
前走・近走結果の情報はもちろんのこと、リアルタイムオッズや発走1時間前の馬体重などの、レース直前の最新情報も取扱っています。
JRA-VANが提供するデータマイニング予想も見ることができるので、予想に役立ちます。
JRA-VAN データラボの競馬データを使用した対応ソフトが226本以上存在していますが、有料なものも存在しています。
ただ、JRA-VAN データラボに加入すれば、ソフトはほとんどが無料で利用することが可能です。
また、最強のデータベースソフトであるTARGETも利用できます。
TARGETはJRA-VAN データラボ会員専用の競馬ソフトであり、JRA-VAN データラボ月会費のみで無料で使いたい放題となります。
TARGETで最新データと過去データを分析して、レースを血統や脚質、騎手別などあらゆる切り口で集計分析を行って、予想の必要なデータを導き出せます。
分析の切り口は100通り近くあって、予想の幅・深さが広がります。
もちろん、TARGETを使用しなくてもサイト上でも必要な情報を入手可能です。
月額 2,090円かかりますが、十分ペイできるだけの魅力的なサービスですし、パソコン2台まで同時に利用可能という点も嬉しいですね。
パンダズ競馬
パンダズ競馬は、非常に珍しい個人で競馬のデータを取り扱っているサイトです。
競馬データベースと競馬データをもとにした分析記事の2つのコンテンツがあるので、単にデータを提供して終わりというだけでなく、予想に役立つ分析方法を学べます。
データベースは、騎手、調教師、馬主、血統、コース、過小評価などのジャンルがあります。
過小評価では、オリジナルの指数を作成してよりおいしい馬券を見つけ出すということも可能です。
他にも、一番人気を飛ばしやすいジョッキーランキング、二頭出しは人気薄を狙えという格言を検証するコンテンツなど、目の付け所がとてもユニークです。
確実に見識が広がるサイトとして、ぜひ活用したいですね。
競馬×AI×データ分析【SPAIA AI競馬】
データを取り扱う上で、今では欠かせないテクノロジーとなっているのがAIです。
ビッグデータを効率よく処理して、機械学習によって進化するAIは、様々な箇所で活用されています。
実は、競馬の世界でも広く活用されようとしており、このSPAIA AI競馬ではAIをメインとしたデータを取り扱っています。
AI予想により、より精度の高い予想を展開しており、的中実績も多数あります。
また、AI予想のもととなるデータベースも公開されています。
何でも検索によって、競馬に関連するワードから好きなものを検索可能です。
競走馬のデータは、シンプルで見やすく無料で提供されているのが魅力的です。
AI予想と豊富なデータで競馬をもっとおもしろく!をテーマとして、有料サービスがあり全レースの出馬表やIPATへ買い目出力できるなどの機能も利用できます。
京大・東大競馬サークル記事は見応え充分ですよ。
Caniの競馬データ研究室
Caniの競馬データ研究室は、競馬はデータ、データはグラフ!!をテーマとして、単にデータを公開しているだけでなく、JRAの過去のデータを解析してグラフ化しています。
グラフ化することによって、良し悪しを可視化することができるのが魅力的です。
欲しいグラフが提供されているという点では、とても有益なサイトですね。
一般的な解析だけでなく、独自指数の解析があって種牡馬、騎手などの要素で独自の予想を展開しています。
読者からのリクエストも受け付けているので、自分の欲しいデータをリクエストもできますよ。
特殊テーマとして、ブリンカー効果やコース変更、ハンデ戦などのニッチなジャンルも取り扱っている点もユニークです。
JBISサーチ(JBIS-Search)
JBISサーチ(JBIS-Search)は、公益社団法人日本軽種馬協会が提供しているサイトです。
よって、圧倒的なサラブレッドの血統に関する情報を見ることができます。
JBIS(Japan Bloodstock Information System)とは、日本の軽種馬の血統改良や流通促進を目的として昭和62年に誕生したシステムとなります。
競走馬、種牡馬、繁殖牝馬、デビュー前幼駒などの詳細な情報から、中央や地方のレース結果、そしてせり市場成績、海外競馬の情報まで圧倒的なデータ量を誇ります。
競馬総合データ情報サイト【ホースナビ】
ホースナビは、競馬ニュースを中心として、リーディングなどの情報が満載です。
株式会社ケイバブックや株式会社サラブレッド血統センターなどのリアルタイム情報を元に随時更新されています。
データの正確性には十分に注意を払って配信されているのが魅力的です。
また、各生産牧場などの協力を得ているという点も評価できます。
データを有益に利用しよう!
競馬に関連するデータを取り扱うサイトは多数あります。
中には信憑性が気になるサイトがあるのも事実ですが、今回紹介したサイトは信頼をおいて利用することができます。
データを有益に利用して、より的中に近づけましょう。
コメントを残す